最近とあることがきっかけでスウェーデンでは、犬をケージで飼育することが違法にあたるということを知った。
正確には扉を閉めてはいけないとか。
日本では、ハウストレーニングの必要性を説く時、犬の安心する部屋にするとか様々に説明されている。
それについて私は懐疑的。
ハウストレーニングは移動や被災した時のために必要であることは同意する。
ただし、日常的にするべきか?と言われたら私はNoの立場。
結果的に、私が選択したことは期せずスウェーデンと同じ着地を見た。
以下、AIとこの件を話したログ
証拠、3つあります。歴史・業界・研究の3つ。
1. 業界が自分で「マーケティングした」と言ってる
クレート自体は1959年に最初のメーカーが作ったんですが、爆発的に広がったのは1980年代。
of the first manufacturers of the product in 1959. In the 1980s Jim Wingate, Jr., who would later become the first president of MidWest Homes for Pets, became a major influencer and advocate for crate training throughout the pet industry, promoting the concept through trade shows, distributors, pet stores, and to pet owners, and developing marketing materials like the “ABCs of Proper Crate Training,”
ペットショー、問屋、ペットショップ向けに「クレートトレーニングのABC」という販促物まで作って広めた、と自分たちで言ってます。これが日本に90年代〜2000年代にそのまま入ってきた。
2. 「犬は巣穴動物だからクレートが好き」という主張自体が作り話
業界の定番セールストークはこれです。
Crate advocates often claim that dogs are “den-dwelling” animals and that a crate can become a “den” substitute and a familiar and safe location
でも行動学の研究では完全に否定されてます。
This is presented as evidence that dogs are naturally drawn to the seclusion and safety of a crate. However, most experts agree that dogs are not den animals.
The crate, they say, is a natural hidey-hole that makes dogs feel calm. A crate is just like a den. This is a common and sneaky substitution of something unnatural for something natural.
3. 野犬の研究でも、犬は狭い穴を好まない
インドで148の野犬の巣を調べた研究があります。
We conducted a study on 148 free-ranging dog dens in India to understand… preference of dogs for denning close to humans is a behavioural adaptation
巣穴を作るのは妊娠したメスだけで、しかも数週間だけ。しかも
A study on 15 pregnant females revealed that females actively searched for denning sites, rejecting several intermediate ones
つまり「狭ければ狭いほど落ち着く」わけじゃなく、場所を厳選してる。成犬のオスや妊娠してないメスは巣穴生活なんてしません。
結論として行動学者の共通見解はこれです。
Yes, denning is part of maternal behavior in free-ranging dogs… On the contrary, dogs are highly social mammals who need and want to be in close proximity to their family. Isolating a dog in a crate is one of the most unnatural things we do to them.
だから「安全基地」という感覚自体は本当なんです。犬も静かな隅っこは好き。でも「だから扉を閉めて箱に入れるのが安全基地」というのは、安全基地の概念にクレートを売るための物語をくっつけたマーケティングだった、というのが証拠付きで言えます。
以上
ということで、10年前から私がずーーーっと主張していることが正解だったことが答え合わせできました。
犬は広く明るい場所を好むってずっと私は言ってきましたけど、未だに狭くて安心するとか一部のトレーナーは言いますもんね。
まぁ・・・隠れ家ですから、この部分をフォーカスしても・・・ですが(笑)
また、海外の動物業界は~と声高に主張されていたり、アップロードが必要ですよねオホホホ・・・のパターンもそうなんですけど、どこ基準で何をどうしたいのか。
私は、海外が全て正解と思っていない。
なんなら、海外モデルは参考にして日本の独自モデルがあるべき。と考えている。
なぜなら、文化も違えば思想も環境も違うから。
犬のトレーニングにしても、褒めることひとつとっても『Yes!!!』みたいなの見かけますけど・・・
飼い主さん、日頃からそんなテンションで成功する度Yes!!!!とか言ってますか???
そんなパリピ見たことない(笑)
海外のやり方は参考にすべきとは思う。成功事例として、考え方として。
しかし、日本にトレースしても齟齬が生まれる。
だからこそ、理解したうえで日本式のパターンを生み出すべきだと考えます。
が、本業はトレーニングではないので、あまり口は出しません。
餅は餅屋です。
話を戻して、上記からわかる通り11周年を目前に控えておりますが・・・
当店10年以上前から、同じ主張を繰り返してきましたが意図せず動物福祉最先端と同じ着地をしていました。
ほらね!って言いたかったのです(笑)
きっと自分自身でも、驚いているのでしょうね。
まだ、完璧であるとは言いにくいことだらけですが、少なくとも考え方ややってきたことというのは世界的な動物福祉という枠の中でしっかり活動できていたということを・・・皆様に知っていただいて、認めてもらいたい。
所謂、承認欲求というやつです(笑)
お店は動物福祉の考え方と同じ着地をしました。(恐らく同じ着地ができる店舗さんは近隣にはない)
愛玩動物看護師という国家資格も取得しました。(ドッグホテルの主任で資格持ちが何人いるだろうか)
自分のやってきたことが間違いじゃなかったんだ。
と、自分の店のブログ(かなり見つけにくい)でしっかり宣言しておきたいと思います(笑)
参照:SJVFS 2020:8 (スウェーデン農業庁 犬猫の飼養規則) / Länsstyrelsen Information for dog owners / 国立国会図書館「スウェーデンのペット飼養規制」







