まいどOGGIの人です。
今日はお客様の予定変更を皮切りに、イレギュラーが次々と連鎖して時間配分が完全に崩壊しました。散歩は遅れるし、作業は全部後ろ倒し。こういう日が一番「ひゃー!」ってなります(笑)
さて、話は変わって。
最近Instagramの流れでThreadsを見るようになったんですけど、正直あんまり開かないほうが精神衛生上いいかな、と思うことも多い。素人のお気持ち表明が多すぎるんですよね。ただ、浜松の超有名ブリーダーさんや業界の専門家の発信が読めるのは本当にありがたいし、そこは続ける理由になっています。
そこでよく目にするのが、ペット業界の闇というか現実というか。参入障壁が低いがゆえに、無届・無許可・法律無視がまかり通っている。好きだからこそ守るべきルールがある、変えるべきことがある。でも、みんなが同じ気持ちで動いているわけじゃない。そこに目を背けたくなる気持ちはわかるけど、背けちゃいけないとも思っています。
それと、Threadsで必ずといっていいほど登場するのが「動物行動学の激押しさん」。
どのジャンルにもいる、ある考え方を狂信的に信じて他を排除しながら布教していくタイプ。悪意はないんだろうし、本気で信じているんだろうけど……正直、怖い。
私が「行動学では〜」「エビデンスが〜」「強化子が〜」という言葉に反射的に距離を置くのには、理由があります。
前提として、アメリカにいた手話を使うゴリラのココ。
手話を使って意思疎通を図ることができるということは、そこには真実があるわけで。
行動学は動物の内側は観察からしか推定できないので推測・推定の枠を現在出ることができていない・・・と思ってます。
例えば、脳波ではAを示していても、本人の感覚ではBということもあるわけで。
そういう意味では科学的=不変の真理ということではないと思てます。
そうなると・・・
科学は掌を返す。
昨日まで「Aが正しい」と言ってお金を取っていた人が、新しい論文が出た瞬間に「Bが正しかった」と言い始める。それが科学の性質上、避けられないことは理解しています。でも、それが現実の犬との関わりの中で起きたとき、その犬はどうなるの?という疑問が消えない。学問と現場の乖離が、私にはまだ埋められません。
だからといって、伝統的な方法が全て正しいとも思っていない。「やってみたら違った」なんて、いくらでもある。OGGiのケージなし営業だって、そういう経緯から生まれた選択です。
もうひとつは、ビヘイビアリストを名乗る方が、本当に難しい犬に向き合っているケースをほとんど知らないから。
発信していないだけかもしれない。でも、噛む犬・強い問題行動のある犬に積極的に関わっているビヘイビアリストを、私は見たことがない。
噛む犬の専門といえば訓練士の中村先生。TV出演で賛否を集めたことは知っているし、批判も多いだろうと想像します。でも本気で噛む犬は人の骨を折るし、指を千切るポテンシャルを持っている。その現実と向き合う覚悟と技術は、やっていない人間が簡単に否定できるものじゃない。「じゃあ解決してくれよ」って、中村先生も思っているんじゃないかな。
日本のビヘイビアの代表格といえば田中雅織先生ですが、先生がそういった現場で積極的に活動されているとは私は知らない(調べてもいないけれど)。中村先生とセットで語られがちなのは少し気の毒な気もしますが、そういう文脈がある以上、「ビヘイビアを名乗るなら、もっと難しい犬を助けてほしい」という気持ちが正直あります。
一方でポチパパさん。肩書きはないけれど、実務的な発信をしている。現実的で、参考になることが多い。特に「噛む犬にリードをかける」という点は、実際に役立てています。
結局、私が思うのはこういうことです。
声が大きい人、肩書きがある人、理論が整っている人が必ずしも「現場で一番犬を助けている人」じゃない。でもそれは、人間だから当たり前でもある。
矛盾を孕みながら、今日も自分のルールの中で判断しています。それがOGGiというお店の正体です。







